活用事例

道路状態情報

路面劣化状況把握

  • 長野県諏訪市における道路マネジメントDX

  • 応用地質株式会社 様

車両の荒れ指標値から道路の路面状態を把握し、管理基準を元に路面の健全性を評価。
車両データを用いた交通量推計結果とともに舗装の長寿命化計画に活用。

期   間
2022年~
提供データ
路面性状評価(荒れ指標値)

お客さまの声

  • 荒れ指標を用いることで、事業費軽減に貢献することができました。
  • 諏訪市様からは「比較的低コストで道路全体の損傷レベルと交通量を評価することが可能となり、計画的な舗装修繕の実施や道路改良箇所の選定に役立っている」とコメントを頂いています。
  • 豊田市道における舗装修繕計画の優先順位の最適化

  • 豊田市 様

5年に1度実施する路面性状調査の結果から、舗装修繕計画を立案。そこに荒れ指標値から得られる道路の劣化推移を反映することによって、次年度の補修修繕箇所の優先順位を決定。また、毎年のフォローアップにも荒れ指標値を活用。

期   間
2022年~(以降年度ごとに定期利用)
提供データ
荒れ指標データおよび優先度決定のための補助データ

お客さまの声

  • 路面の状態を一目で確認することができるため、市民からの路面に関する通報等に対しても迅速かつ定量的に路面状況を把握することができ、現地調査等に要する時間を縮減することができました。
  • 幹線道路における補修優先度箇所の検討

  • 株式会社オリエンタルコンサルタンツ 様

現時点の道路状態情報と過去から現時点までの道路状態情報の変化量の関係性を踏まえ補修優先箇所を特定。

期   間
2021年10月、2022年10月
提供データ
路面性状評価(荒れ指標値)

お客さまの声

  • 従来の舗装点検は、5年に1回程度のため、劣化の進行度を把握できませんでしたが、荒れ指標から求めた「舗装の劣化度」と「劣化進行度」を用いることで、潜在的な補修の優先区間を特定することができました。
  • コンテナターミナル整備事業により、大型車交通増加に伴う舗装劣化が懸念されていたため、荒れ指標を用いた維持管理の高度化の可能性を示すことができました。
  • 埼玉県毛呂山町におけるスマートシティの実装に向けた取り組み実証

  • 朝日航洋株式会社 様

早期の社会実装を見据えたスマートシティの実証調査(国土交通省)にて、スマートシティ分野におけるコネクティッドカーデータを活用したまちづくりDXの有用性を検証。

期   間
2021年10月-11月
提供データ
路面性状評価(荒れ指標値)、交通量、車速、急減速等のアーカイブデータ
  • 荒れ指標と交通量を組み合わせた補修優先度を設定。
  • 従来の方法と比べて、低コストで広域の路面状況把握と補修優先度の設定が可能。
  • 3D都市モデルと交通事故オープンデータと車速の組み合わせにより、ヒヤリハット要因を整理。
お客さまの声
  • 道路インフラの点検コスト低減が見込める可能性があることを示すとともに、自治体職員様から道路の維持管理に9割から「役立つ」という評価をいただきました(N=54)。
  • 3Dデータとの組み合わせにより、「交通シミュレーション」や「信号機、横断歩道の設置箇所」検討に活用できることがわかりました。

冬季路面状況把握

  • 札幌市白石区における冬期路面の指標化実証実験(共同研究)

  • 札幌市立大学 AITセンター 様

路面の凸凹状態を指標化する荒れ指標が冬期の積雪路面の凸凹状態の指標化にも応用できないか、冬の札幌市にて実証実験。
白石区の生活道路と狭小バス路線を調査員による観察・測定と、ドラレコ映像にて記録、荒れ指標のマップとの比較を行った。

期   間
2022年1月~3月
提供データ
<準リアルタイム>圧雪凸凹情報
お客さまの声
  • 2022年2月5・6日に札幌市に降った大雪は交通機関へも大きく影響しました。
  • 調査対象道路はバス路線のため優先的に除雪作業が行われるが、2月6日夜の除雪作業ではバスが運行できるまでの状況には至らず、翌2月7日夜の除雪により路面・幅員とも良好な状況まで回復しました。
  • トヨタの圧雪凸凹マップは路面が大雪によって悪化し、2回の除雪作業によって回復していく状況の変化や、日照の影響による違いをうまく表している、ことが検証できました。
    (札幌市立大学 AITセンター 教授 高橋尚人)
  • 積雪時の路面状況可視化

  • 株式会社ほくつう 様

福井県様が運用している道路の安全確保のための公開情報サイト「みち情報ネットふくい」(冬期)では除雪車が通った路線を公開してきた。これにトヨタの圧雪凸凹情報を加えることで大雪時の「除雪後の積雪による悪化」も可視化。

期   間
2022年12月~(大雪予報時に提供)
提供データ
<準リアルタイム>圧雪凸凹情報
お客さまの声
  • APIを使って、必要な時(大雪予報時)に必要なタイミングでデータを入手することができました。
  • 福井県様からは「今後の大雪の際には活躍してくれることを期待している」と評価いただいています。

サービスの
ご利用にあたって

サービスのご利用開始には、事前のお問い合わせが必要です。
料金やご契約に関するご質問など、まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。