ソリューション

利用シーン

路面劣化状況把握

「荒れ指標」を活用した
路面状態把握技術がNETISに登録されました。

技術名称:コネクティッドカーから取得したタイヤ回転速度データを利用し舗装管理指標(IRI)※1を提供する技術

トヨタの「荒れ指標」を活用することで、従来技術と比較し早期に広範囲の修繕必要個所を確認することができ、路面状態把握の省人化・効率化が可能となりました。「荒れ指標」を路面状態調査に活用する技術は、トヨタ自動車が協力会社3社と協力し、NETIS登録しました。

「荒れ指標」技術構成

コネクティッドカーから取得したビッグデータの解析

トヨタのコネクティッドカー全車両から車載通信機(DCM)によりクラウドサーバーにリアルタイムで蓄積される、路面の凹凸上を通過する際の車輪速の変化から、路面の劣化状況を「荒れ指標」としてスコア化する。

アウトプット(ご提供)データ

10m四方の路面状況をポイントデータとしてスコア化。車両GPSから得た位置情報と組み合わせて、緯度経度と紐づけてCSV形式で提供。
提供方法(提供までのリードタイム):API(1~2日)、スポットのご依頼(1~2週間)

既存指標との相関について

MCI(わだち掘れ寄与分を除く)とも高い相関性を示す

データ活用方法
  • 本データを元にした保全計画の立案や、従来計測のスクリーニングが可能。
  • 時系列的に蓄積されたデータからレポートを生成するため、定量的な経過観察や過去時点との比較検証が可能。
  • 生活道路など、定量的な管理が困難な路線に対しても計測データの提供が可能(※一定量の走行台数が必要)。
  • ※1 IRI(International Roughness Index):舗装路面の凹凸に関する評価指数。乗り心地とも相関があるとされている。
  • ※2 MCI (Maintenance Control Index): 路面の損傷状態を表すひび割れ率、わだち掘れ量、平たん性(縦断凹凸)の 3 つの値を総合化して舗装の損傷程 度を 10 点満点で評価した指数。
冬季路面状況把握

活用事例(お客さまの声)

さまざまな自治体や企業にトヨタドライブ統計をご活用いただいています。
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